コラム

 公開日: 2017-03-20 

認知症ケアの基礎 オールドカルチャー・ニューカルチャー他

【オールドカルチャーとは】
医学的ケアを基盤として、衛生状態や食事、排泄などの身体的ケアを中心にとらえた考え方。
【ニューカルチャーとは】
認知症を障害の・一つと捉え、その人らしさを大切にした全人的ケアを行う。
【ナラティブ・ベイスド・メディスンとは】
個別的なその人の物語を尊重することで、ケアの質を高めると言う考え方。
【エビデンス・ベイスド・メディスンとは】
医療サービスの標準化や効率化を重視する考え方。

問題 003 認知症ケアの理念に関する記述について正しいものはどれか
1・オールドカルチャーでは、認知症を障害の一つとして捉えたケアを行う。
2・医療サービスの標準化や効率化を重視することで、ケアの質を高めることができる。
3・ナラティブ・ベイスド・メディスンでは、本人が語る事柄を重要視してケアを行う。
4・ニューカルチャーでは、衛生状態や食事・排泄などのケアに重点を置く。
5・エビデンス・ベイスド・メディスン(根拠に基づく医療)では、より個別的な対応を行うことができる。
  解  答 3


【我が国の認知症高齢者の現状について】
65歳以上の高齢者における有病率の推定率は15%であり、65歳以上の6、6人に1人が
認知症であるとされている。
<2012年の認知症施策推進5か年計画>
 ・早期診断・早期対応
 ・認知症の普及・啓発
 ・見守り等の生活支援の充実など、認知症の人が地域で生活継続を可能にするための仕組み
  づくりが盛り込まれている。
2025年には、認知症の人は470万人を上ると推測されており、さらに、認知症の前駆状態の軽度
認知障害は380万人を上ると報告されている。

問題 004 わが国の認知症高齢者の現状についての記述のうち、正しい組み合わせはどれか
a.65歳以上の高齢者の4人に1人が認知症という推定がある。
b.認知症の人の生活の場は「自宅」が最も多い。
c.介護保険を利用している認知症の数はおよそ280万人である。
d.認知症施策推進5か年計画とは認知症の人の地域での生活を支援する施策である。
e.団塊の世代が75歳になる2025年には、認知症の人は300万人になると推計される。
  選択   1・a.b.c   2・a.b.e   3・b.c.d   4・a.d.e   5・c.d.e
  解答   3


【若年性認知症について】
□若年性認知症とは、一般的に65歳未満で発症した認知症のことである。
□若年性認知症の基礎疾患の内訳
①脳血管性認知症⇒39、8% (最も多い)   ②アルツハイマー型認知症⇒25、4% 
③前頭外傷後遺症⇒7、7%  ④前頭側頭葉変性症⇒3、7%

問題 005 若年性認知症について正しい組み合わせはどれか
a.若年性認知症とは、発症年齢と調査時点年齢がいずれも60歳未満の認知症の人と定義するのが
 一般的である。
b.アルツハイマー型認知症を基礎疾患とする若年性認知症患者は全体の39、8%と最も高い割合を
 示す。
c.若年性認知症の有病率は、年齢を問わず男性が女性に比べて高い。
d.2009年厚生労働省の発表によれば、若年性認知症の推定患者数は3,7750人である。
e.2009年厚生労働省の発表によれば、18~19歳で若年性認知症を発症しているのは男性のみで
 ある。
  選択   1・a.b.c   2・a.b.e   3・b.c.d   4・a.d.e   5・c.d.e
  解答   5

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