コラム

 公開日: 2017-09-02 

介護支援分野頻出問題 キーワード 保険給付の手続き その②

4・二次判定
 ②主治医意見書
  被保険者に主治医がいない場合は、市町村の指定する医師の診断が必要がある。
  市町村指定の医師の診断を拒否した場合は、市町村は認定申請を却下できる。
 ③主治医意見書の項目
  1)疾病の関する意見・診断名・生活機能低下の直接の原因となっている疾病の経過及び投薬内容
   を含む治療内容
  2)特別な医療(過去14日間以内に受けた医療)
   ・処置内容(点滴の管理・中心静脈栄養・透析・ストーマの処置・経管栄養・酸素療法・疼痛の管理等)
   ・特別な対応(モニター測定・褥瘡の処置等)
   ・失禁への対応(留置カテーテル等)
  3)心身の状態に関する意見
   ・日常生活の自立度(障害高齢者・認知症高齢者の日常生活自立度)
   ・認知症の中核症状(短期記憶・日常の意思決定を行うための認知能力・自分の医師の伝達能力)
   ・認知症の周辺症状(幻視、幻聴・妄想・昼夜逆転・暴言、暴行・介護への抵抗・徘徊・火の不始末
    不潔行為・異食行動・性的問題行動・その他)
   ・その他の精神・神経症状
   ・身体の状況(四肢麻痺・麻痺・筋力の低下・関節の拘縮・関節の痛み・失調、不随意運動・褥瘡・
    その他の皮膚疾患)
  4)生活機能とサービスに関する意見
   ・移動(屋外歩行・車いすの使用・歩行補助具・装具の使用)
   ・栄養・食生活(食事行為・現在の栄養状態)
   ・現在あるかまたは今後発生の可能性の高い状態とその対処方針(尿失禁・転倒骨折・移動能力の
    低下・閉じこもり・意欲低下・徘徊・低栄養・摂食、嚥下機能低下・脱水・易感染症・がん等による
    疼痛・その他
   ・サービス利用による生活機能の維持・改善の見通し
   ・医学的管理の必要性(訪問診療・訪問看護・看護職員の訪問による相談・支援・訪問歯科診療
    訪問薬剤管理指導・訪問リハビリテーション・短期入所療養介護・訪問歯科衛生指導・訪問栄養食
    事指導・通所リハビリテーション・その他の医療系サービス
   ・サービス提供時における医学的観点からの留意事項(血圧・移動・摂食・運動・嚥下・その他)
   ・感染症の有無
   ・特記すべき事項
5・市町村の認定・更新認定等
 ①認定・通知
  1)市町村は、介護認定審査会の審査・判定に基づいて認定を行い、その結果を被保険者に通知する。
  2)被保険者証に記載する事項
   ・要介護(要支援)状態区分
   ・介護認定審査会の意見が付されている場合にはその意見
  3)不認定となった場合(被保険者にその結果と理由を通知し、被保険者証を返還する。
  4)介護度に不服があるとき(都道府県に設置された介護保険審査会に対し、審査請求を請求できる)
 ②認定までの期間
  1)原則として申請のあった日から30日以内で行われる。
  2)認定調査に日時を要するなど特別な理由があるばあいは、延期されることもある
   ・この場合は申請から30日以内にその理由と見込みを通知する。
 ③認定の効力
  1)遡及効(認定の効力は申請時にさかのぼる。)
   ・申請のあった日からのサービス利用が保険給付の対象となる。
   ・暫定的なサービス計画書を作成する。
  2)特例居宅介護サービス費として、償還払いでサービスを利用できる。
 ④認定有効期間
  1)新規認定     原則6ケ月      3~12ヶ月の範囲で設定できる。
  2)区分変更     原則6ケ月      3~12ヶ月の範囲で設定できる。
  3)更新認定     原則12ヶ月     3~24か月の範囲で設定できる。


頻出問題 06 介護認定審査会について正しいものはどれか。3つ選べ。
1・市町村の付属機関である。
2・委員は、市町村長が任期付きで任命する。
3・委員の定数は、条例により都道府県が定める。
4・複数の市町村が共同で設置することはできない。
5・介護認定審査会は、保健・医療・福祉の学識経験者で構成される。
  解   答    1・2・5

頻出問題 07 要介護認定について正しいものはどれか2つ選べ。
1・第2号被保険者が介護保険の被保険者証の交付を受けていなければ、医療保険者証等を提示
  して申請する。
2・要介護認定または要支援認定に関する処分は、審査請求の対象とならない。
3・要介護認定の申請に対する処分は、申請日から60日以内に行わなければならない。
4・要介護者が、移転先の市町村で被保険者の資格を取得してから14日以内に申請をした場合は、
  改めて審査・判定を受けなくてもよい。
5・要介護認定の効力は、市町村長が認定した日から生じる。
  解   答    1・4

頻出問題 08 要介護認定について正しいものはどれか。3つ選べ。
1・主治医意見書の項目には、「サービス提供時における医学的観点からの留意事項」が含まれる。
2・主治医意見書の項目には、「医学的管理の必要性」が含まれる。
3・主治医意見書の項目には、「社会生活への適応」が含まれる。
4・認定調査票の基本調査項目には、「感染症の有無」が含まれる。
5・認定調査票の基本調査項目には、「特別な医療」が含まれる。
  解   答    1・2・5

頻出問題 09 要介護認定当基準時間について正しいものはどれか。3つ選べ。
1・「1分間タイムスタディ・データー」による樹形モデルを用いる。
2・実際に家庭で行われる介護時間を基にする。
3・要介護認定等基準時間には、「褥瘡の処置」が含まれる。
4・主治医の意見書の「移動」の項目に記載された時間を合算する。
5・認定調査票の「認知機能」に関連する項目から求められた時間を合算する。

   
 


 















    

この記事を書いたプロ

英(はなぶさ)事務所

介護福祉士 小澤紀志子

山梨県甲府市国母8丁目25-15 ラフィーネ国母307 [地図]
TEL:055-232-0850

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
講演依頼

英(はなぶさ)事務所 介護教員・小澤紀志子への講師/講演依頼講師/講演会に関するお問い合わせ、ご依頼はhanabusa-jimusyo@rouge.plala.or.jp又は℡&fax055...

 
このプロの紹介記事
介護の資格試験を合格に導くプロ 英(はなぶさ)事務所 小澤紀志子さん

介護資格取得へ効果的な学習指導(1/3)

 高齢化に伴い、介護サービスを担う人材へのニーズが高まる中で注目されているのが、「介護のプロ」としての信用を高め、キャリアアップにつながる介護・福祉関連の資格です。ただ、「何を勉強したらいいか分からない」「勉強をする時間があまりない」「取り...

小澤紀志子プロに相談してみよう!

山梨日日新聞社 マイベストプロ

事務所名 : 英(はなぶさ)事務所
住所 : 山梨県甲府市国母8丁目25-15 ラフィーネ国母307 [地図]
TEL : 055-232-0850

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

055-232-0850

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

小澤紀志子(おざわきしこ)

英(はなぶさ)事務所

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
第20回ケアマネージャー試験総評・合格基準について 「いとう総研」より 

自己採点をなさり、試験の出来栄えはいかがでしたか?「いとう総研」の伊藤先生は、中央法規の介護福祉士受験対...

第20回ケアマネージャー試験解答速報 「けあサポ」より

10月8日のケアマネージャー試験大変お疲れ様でした。連休明けの10日に中央法規・「けあサポ」より解答速報が...

保健医療分野 基礎 模擬問題

模擬問題 11 認知症について、より適切なものはどれか。3つ選べ。1・認知症の予防効果が、最も明らかなの...

[ 第20回ケアマネージャー試験直前対策講座 ]

保健医療分野 基礎 キーワード 介護技術

<介護技術・食事>・キーワード嚥下・・・飲み込むこと誤嚥・・・食べ物が気管に入ること嚥下反射・・・...

[ 第20回ケアマネージャー試験直前対策講座 ]

保健医療分野基礎 キーワード 高齢者の身体的特徴 その②

<代謝異常による疾患>・1型糖尿病とⅡ型糖尿病・・・高齢者ではⅡ型糖尿病がほとんど・糖尿病の三大合併症 ...

[ 第20回ケアマネージャー試験直前対策講座 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ