コラム

 公開日: 2011-10-01  最終更新日: 2014-06-04

福島県復興工事9

~お客様へのお詫び~
このコラムでもお伝えしています通り、現在福島に震災復興工事に行っております。
そのため、山梨班と福島班の二手に分かれて工事をおこなっているわけですが、こちら山梨でも多くのお客様から点検・修理・屋根工事の依頼をいただき、大変ありがたく、また忙しくさせていただいております。
お待たせしてしまっているお客様には大変申し訳なく思っております。
なんとかご迷惑をおかけしないよう、社員一同最善の努力をしておるところでございます。
お客様には何卒ご理解とご協力を頂けますよう重ねてお願い申し上げます。




みなさんおつかれさまです!
またしてもご無沙汰しております。。。
福島はすっかり秋になり朝晩は結構寒くなりましたよ~
山梨はまだまだ日差しが強く暑いですね。。。

さて今回は、9月前半から始まった現場の紹介です。

大きな家の葺き替え工事ですが、屋根の造りも本入母屋という手の込んだ造り。。。
瓦屋さんの腕の見せ所と言っても過言ではありません。
大きくて手の込んだ大変な現場ではありますが、その分「技術を全部つぎ込んでやるぜ~」という気合も大きい現場です。。。
今回の福島出張のなかでは一番の大工事です。たぶん…。

山梨からの応援部隊を期待しましたが、「 無理。」と瞬時に断られました…。

そんなわけで、渡辺アルバイターと二人で「しばらく休みないからね」と覚悟を決めて現場入りです。瓦降ろしと瓦上げは佐藤工務店の棟梁と若手のホープあきひろ君が助っ人として参加してくれました。瓦上げには僕の奥さんも参加しました。
既存瓦がセメント瓦の大判だったので重量があり、そのぶん瓦降ろしも一苦労。慣れない作業の大工さんは大変だったと思います。
瓦上げは、ハシゴをかける絶妙な場所がなく、瓦を持って屋根の上を徘徊しなければならず、これも大変でした。もちろん次の日は上半身筋肉痛だったということは言うまでもありません…。
手が必要な時には僕の奥さんも屋根に上って手伝ってくれ、限られた中での人海戦術の末に、先日2階屋根を仕上げることができました。

葺き替え工事は、新築工事と比べ、現状で人が住んでる状態で行うことがほとんどです。
そのため一番気を遣わなければならない点は、言うまでもなく「天気」です。
既存の屋根材をすべて降ろした状態の家は、大都会の真ん中で素っ裸でいるのと同じくらい無防備な状態におちいっています。考えただけでも恐ろしい状態です…。

既存屋根材を降ろして雨が降り、雨漏りさせてしまった!!なんて話もたまに聞きます。
ですから、葺き替え工事に入る前は、瓦屋さんは天気予報や天気図とにらめっこ。
計画を綿密に練らなければなりません。もちろん人数の確保も必要です。
今回のように大きな屋根で、人数が少ない場合(特に本工事は僕一人しかできませんから)最低でも1週間は天気でいてくれないと現場入りできません。
ところが、残念ながら週間天気予報もあてにはなりません。「よしよしいけるぞ」なんて思っても二日後にはなにもなかったかのように予報をひっくり返すなんてことはしょっちゅうですから…。
まぁそれだけ予報ってのは難しいってことなんでしょうけど…。


それでは、一番頼れるものは何なのか。




それは。





「雨をよせつけない気合」と「運」です。

あとは「日頃の行い」。これは異論がでそうですが…。


とにかく、今回の現場は本当に天気運に恵まれました。このときばかりは毎日、不安で寝付きが悪いくらいですから。
しかも今回は、なんとかこの日までお願い!って日の本当にその日の夕方に、今まで我慢していたかのように猛烈な夕立が降りました。「お前らよく我慢していてくれたなぁ」なんて逆に暖かい気持ちになれたほどです。
まぁ当然僕らはびしょ濡れでしたが…。
そんわけで、今回の現場もおかげさまでなんとか順調に進めることができています!
本当にいろんな方に感謝しています!




今回は発注していた鬼瓦が焼き上がり、山梨に到着したのでそれをとりに帰ってきました。
そんなわけで、とんぼ帰りでまた今から福島にもどります…


ちなみに現在1階屋根の棟工事が始まろうとしているところです。
写真も是非ご覧になってください。

この続きはまた次回に。



現調時。2階左端、1階正面は葺き替え済みでした。
現調時。2階左端、1階正面は葺き替え済みでした。


平屋部分は2段屋根造り。棟土や割れ瓦が散乱していました。
平屋部分は2段屋根造り


佐藤棟梁途方に暮れる。
佐藤棟梁途方に暮れる。

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