ピアノ調律のプロ
プロTOP:雨宮一博プロのご紹介
プロからアマチュアまで幅広く対応する調律師(1/3)

安心して、良い演奏をしてもらうことが仕事です
ピアノが奏でる美しい調べは、いつの時代も人々の心を和ませてくれます。そんな美しいピアノの音を支えているのが調律師です。甲州市塩山三日市場に調律事務所を構え、毎月、数多くのピアノを調律する雨宮一博さんも、小さいころからピアノの音色に魅せられ、調律への世界と足を踏み入れました。
雨宮さんは「ピアノを4歳から中学校まで習っていたんです。調律師が時々、調律に訪れましたが、ピアノが分解され、そこから一つ一つ音が直されてまた元に戻る姿を見て、何か不思議な感じがしたんですね」と昔を振り返ります。
高校時代は吹奏楽部に入部し、クラリネットを演奏。合奏の面白さから、音楽の世界へとますますのめりこんでいった雨宮さんが、高校3年の時に、天職と決めたのが調律師でした。「たまたま見た調律師養成学校のパンフレットに、これだ!これしかない!と、直感的に感じたんですよ。だから迷いは全くありませんでしたね」(雨宮さん)。
高校を卒業後、雨宮さんは静岡県浜松市にあるピアノメーカの養成学校に入学。1年間、調律技術のほか、ピアノの歴史や種類など、ピアノに関するあらゆる知識を学びました。雨宮さんは「ピアノの1台1台が全く違った個性を持っていて、同じ高さの音でもピアノによって微妙な幅があるのが面白いと思いました」と話します。
その後、調律師として地元の楽器店に6年間勤務し、25歳で独立。「こだわりのある仕事をきっちりしたいというのと、さらに上の勉強を続けたいと思い、思い切って独立しました。腕には自信がありましたが、宣伝が苦手で、最初は仕事が全くないという日もありました。しかし、その間も先輩の仕事を見学しながら勉強を続け、演奏家やお客さまとの信頼関係を深める努力を重ねてきました」と話します。
確かな技術で信頼を得た雨宮さんは、一流の演奏家からも調律の依頼を数多く受けています。「私の仕事はピアノのあらゆる不安を取り除くことなんです。演奏家は行ったことがないコンサート会場で、どのようなピアノを弾くのか分からないという不安があります。良い演奏をしていただくためには、事前に演奏家の音の好みを研究するなど、一切の不安を払拭してもらえるようにピアノをベストな状態にしておくことです。リハーサル中にもさまざまな注文をいただきますが、的確に応えられるよう、常に感性を磨いておくことが大切です。調律は音のバリエーションや個性が無限大にあり、神秘的にさえ感じることがあります。25年続けてきて、最近分かったこともあるんです」(雨宮さん)
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