中庭を得意とする建築設計のプロ
プロTOP:窪田浩之プロのご紹介
風と光を取り込む中庭のある家づくりを提案(1/3)

「豊かな空間」「生活を守る」がコンセプトです
「建築家に求められるのは、住宅のデザイン性や構造だけではありません。理念や目標も同じくらい大事だと考えます。何十年も住む家を設計するわけですから、建築家には責任が伴います。私は『豊かな空間』『生活を守る』というコンセプトを大切にしています」。そんな自らのスタンスを明確に示す「スタジオアンビエンテ」社長の窪田浩之さんは、中庭設計に定評のある一級建築士です。
「日本は戦後、住宅の工業化が進みました。造り手側の都合による合理化が優先され、圧倒的に『総2階・真四角の家』が増えました」と窪田さんは話します。「例えば、京町家に見られる小さな庭には光を取り入れたり、庭と庭との温度差で風を生んだりするような工夫がありました。京町家に限らず、日本の昔からの家はみな、そうでした。要は敷地の中にただ四角いものを建てるのではなく、豊かに暮らすために空間をどう利用するかが重要なのです」
オフィス内にある、自ら手掛けた住宅のミニ模型を手に取って説明を続けます。「この家にはリビングの南に庭があり、北に中庭、そのさらに北にはダイニングがあります。中庭は採光・通風の役割だけでなく、外空間を家の中に取り入れ、広々とした大きな空間をつくり出す道具にもなります。同時に、中庭は外空間とは完全に遮蔽(しゃへい)され、プライバシーを守ることもできます」。設計に当たっては、空間を立体的に切り取るという発想やアイデアがないと、なかなかこうした図面を描くことはできないといいます。
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