富士山のふもとから郡内織物の魅力を伝えるネクタイ制作のプロ
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富士山のふもとから郡内織物の魅力を伝えるネクタイ制作のプロ(1/3)

伝統の郡内織物技術で開発した新しい生地やデザインを提案
富士山のふもとにある西桂町は、知る人ぞ知る織物の名産地。国産高級ネクタイや傘地などで、全国トップクラスの生産量を誇ります。山崎泰洋さんは、この地で90年以上の歴史を持つ「山崎織物」の3代目。日々、新しい素材を使った生地やデザインを開発し、服飾ブランドや消費者に提案しているネクタイ制作のプロです。「富士北ろくの織物の魅力をたくさんの人に知ってもらいたい」と、日本全国にPRする活動にも取り組み、地域の活性化に向けて奔走しています。
山崎さんの会社にお邪魔して、まず目に飛び込んでくるのが、新作ネクタイの試作品や新素材を使った織物生地のサンプルの数々。これまでに手掛けたネクタイのデザインは3万点、先染め素材は1500種類以上にのぼるとのこと。「色やデザイン、素材を組み合わせると、制作できるネクタイのパターンは無限に広がります。ここでアパレルメーカーのデザイナーとの打ち合わせを行うこともしょっちゅうで、次々と新しいアイデアが生まれています」
この地域の織物は「郡内織物」と呼ばれ、「先染め」という伝統ある手法で織られているのが特徴。「織った後に模様を染めるのとは違い、一本一本の糸を変えて織っていくため手間は掛かりますが、複雑なデザインや深みのある表現、独特の質感をつくりだすことが可能になるんですよ」と、山崎さん。商品を手に取りながら、優しく説明してくれます。
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